【ジャパンリアルエステイト投資法人】の特徴/実績/評判/口コミ等

目次
ジャパンリアルエステイト投資法人の不動産投資
ジャパンリアルエステイト投資法人(JRE)は、日本全国エリアの主要都市に所在するオフィスビルをメインとして重点的に投資している不動産投資信託です。
中長期的な安定した運用に向けて取り組んでいる法人であり、投資家たちの視点を常に意識しながら、投資家たちに安定した分配金を配当できるようマネジメントにも強い力を注いでいます。
ただ高い配当率を維持するだけではなく、どこから見ても隙のない「健全」と言える財務体質を維持することに注力しているのも同社の特徴。
高格付けの維持や不動産投資家・金融機関など法人を支える数多くの存在から信頼を得続け、構築し続けることも目標にして取り組んでおり、その誠意的と言える形態により、資金調達力も向上しているという良いループを築き上げています。
資金調達においては、低金利・長期・大ロットでの確保を最も重要視することで、経営そのものの安定化を目指します。
投資家にとっては、投資をした先の法人が不安定だと信頼して資産を預けることができません。
まずは法人自らが安定することにより、頼りがいのある不動産投資法人としての立場を確立しているのです。
総資産有利子負債比率(LTV)はあ65%を超えない範囲を目標としており、常に30%台を目安として保守的な運用を行っています。
堅実かつ誠実、信頼性に足る業務形態が、不動産を取り扱う上での各種企業と投資家たちからの信頼を勝ち取っていると言える、安定性と信頼性を重要視する法人です。
三菱地所と三井物産との関係
ジャパンリアルエステイト投資法人の行っている不動産投資信託には、大手企業二社によるバックアップがついているのが特徴的。
資産運用会社としてスポンサーをしているのは三菱地所と三井物産株式会社です。
三菱地所と言えばオフィスビルやマンションリフォーム、売買仲介・賃貸業務などの不動産業界に精通した実績を誇る他、グループ全体で他業界のビジネスも展開している企業です。
三井物産は鉄鋼製品や金属資源、エネルギー生産や食料・流通事業、ヘルスケア・サービスなど多種多様なビジネス展開を見せている大手企業です。
業態や系列を超えた大手二社をスポンサーとして持つ同社には、不動産業界の範疇内にとどまらないサービス展開を見せています。
特に三菱地所からの出資が90%を占めており、多種多様な不動産物件を手掛けている同社からのバックアップとして物件供給や物件情報の提供などを手厚く受けている点も、ジャパンリアルエステイト投資法人の不動産運用クオリティを高くキープする一つの要素です。
物件提供の他、物件の運営や管理に関連するサポート、ノウハウの提供やテナント誘致といった業務展開にも大手二社のサポートを受けている点もまた、投資家たちが信頼して資産を預けられる材料の一つとなっています。
景気やニーズの波に乗る高い収益性
不動産投資信託を行う上で、現状の稼働率や物件の所有数に甘んじることなく、常に利益を向上させるための外部成長に重点を置いているのも、ジャパンリアルエステイト投資法人の特徴であり強みと言える点です。
新たな不動産投資をその時点で最も利益が高いと判断できる価格帯をはじき出し、取得することにより、安定した不動産運用を展開。
中でもオフィスビルに重点を置いてポートフォリオを構成している点から、景気やニーズの波に乗っかった収益性の高い不動産信託が実現されています。
また地震のリスクや賃貸マーケットの変化、景気の激しい変動などにも注目しており、地域分散に舵を切る形のポートフォリオも注目の一つ。
JREはキャッシュフローの安定性とリスクヘッジを主な目標として、首都圏である東京都や神奈川、千葉、埼玉といった都市に所在する物件を70%以上、残りの30%を札幌や仙台、名古屋、大阪、広島、福岡といった地方所在の物件への投資に充てています。
地域分散を十分に考慮した運用を行うことで、法人自体が傾くリスクを減らすと共に、投資家にとってもリスクが少なく安定性に富んだ投資が行えるよう、徹底した工夫がなされているのです。入居率は常に90%以上を維持しています。
一度の投資で長い期間の資産運用
基本方針として、ジャパンリアルエステイト投資法人では不動産を中長期的に長い目で見ながら運用していくことを目標としており、そのための維持管理は徹底しています。
オフィスビルは景気にニーズを左右されるという特徴を持っていますが、決してニーズが0になることはありません。地域分散による不動産投資形態も手伝い、長期間にわたっての継続と運用が目標として掲げられているため、維持管理やマネジメントも高いクオリティを誇るのが同社の特徴と言えるところ。
日本全国に不動産や多種ビジネスを展開している二社のバックアップも手伝い、JREへの投資は継続的な配当を期待できると言って良いでしょう。
またJREでは中長期の運用をあくまで基本原則としているため、短期間による不動産物件の売却は行いません。
そもそも売却を意図した運用は行っていないため、将来性のある投資を行いたいという投資家に向いています。
同社が行った将来における収益予想や、資産価値の増減予測、所有する不動産物件に関連・付随する地域やその他要素の将来性について厳密に考え抜かれて維持管理が行われているため、一度の投資で長い期間の資産運用が実現できます。
維持管理状態や戦略について、透明性の高いレポートを報告し続けているのもJREの強みです。