【サンケイリアルエステート投資法人】の特徴/実績/評判/口コミ等

目次

サンケイリアルエステート投資法人の不動産投資

サンケイリアルエステート投資法人は、サンケイビルグループをスポンサーとする不動産投資信託です。

サンケイビルグループは、フジ・メディア・ホールディングスの中の一つ「都市開発・観光」事業を担う企業。

このスポンサー企業の理念である「人・街・社会を幸せにする」の通り、一人ひとりの幸せに貢献する不動産物件への投資・運用を行っています。

ポートフォリオの構成はオフィスビルを中心としてその他サブアセットも含む、総合型の不動産投資法人です。

オフィスビルが80%以上を占めるものの、個別物件としてホテル物件なども含み、バランスよくリスクと収益の分散を図っています。

スポンサーが全国規模で認知度のある大手メディア企業の連結子会社という点で、非常に大きなバックグラウンドとその安定性を感じさせてくれます。

テナントや利用者からのニーズを得ることに加えて、社会的な需要をキープすることにも注目して物件を運用しているのが特徴。

スポンサーの旗艦物件やブランド物件を多数取り入れたポートフォリオは実にクオリティが高く、物件そのものの競争価値を高めて稼働率の維持と向上に繋げられています。

人口が密集しておりオフィス物件への需要も高い都心部に集中してオフィスビルが展開されており、スポンサーとの間で「資産循環型ビジネスモデル」を構築することによって、スポンサーの提供するプラットフォームを最大活用した収益の維持・向上を見せ続けています。

投資の方針と割合

サンケイリアルエステート投資法人の取得しているポートフォリオは、人や街の幸せをコンセプトとして複数のカテゴリ・用途で利用されている物件によって構成されています。

中でもオフィスビルの占める割合は80%とされており、都心部に展開するオフィスビルによって安定的なニーズと収益を維持し続けています。

オフィスビルは不動産市場の代表的用途ともされており、循環的という側面を持つ不動産市場に柔軟な対応ができることから、ポートフォリオの安定性に欠かせない存在となっています。

実際にスポンサー企業のハイクオリティなサポートにより、競争価値の高いオフィスビル物件が実現されています。

また、オフィスビルとは異なる用途・物件を「サブアセット」として位置づけ、ポートフォリオの安定性やリスクの分散を図っています。

物件の用途だけではなく、物件が所在しているエリアについても分散が実施されており、エリア別の投資対象は東京圏・大阪市・名古屋市に所在する物件が70%以上、その他政令指定都市や中核市及び地方主要都市が30%以下とされています。

地域エリアについての分散は、地方ごとの自然災害などのリスクを避けるメリットとしても数えられる強み。

商業集積度などを鑑みて、慎重に立地条件の厳選も行われています。

スポンサーのサポート

サンケイリアルエステート投資法人の主なスポンサー企業は、日本国内でも有数の大手メディア企業の連結子会社・サンケイビルグループです。

サンケイビルグループは不動産事業を日本の東西中心地を出発点としており、1951年の会社設立以降、豊富な不動産事業の経験と知見を培ってきました。

歴史の中で時代・ニーズ・人口の移り変わりに柔軟な対応を見せてきた同社の不動産事業実績は、同法人のポートフォリオ維持に大きく貢献しています。

200年には「東京サンケイビル」の竣工を通じて大規模オフィスビルの開発実績も積み上げ、単に「オフィスビル」とは言っても用途や規模・種類の異なるビルに対するノウハウが有されているのです。

サンケイビルグループが目指している「資産循環型ビジネスモデル」とは、投資法人とスポンサーグループとの間で持続的成長を目指せる関係を築くことを言います。

不動産物件の開発・運営機能をサンケイビルグループが、保有機能をサンケイリアルエステート投資法人が担うことにより、不動産物件をより活発に運用。

スポンサーの持つ大きなパイプラインと、丁寧で機動的な運用能力を組み合わせることで、ポートフォリオの規模拡大・収益性維持に繋げているのです。

独自のブランド戦略

サンケイリアルエステート投資法人では、スポンサーであるサンケイビルグループのサポートのもと、ブランディング戦略にも力を注いでいます。

独自のブランド性を持つことにより、ポートフォリオにもとからある価値がさらに高まり、競合との差別化が可能になります。

ハイグレードミッドサイズオフィスである「S-GATE」シリーズは、実際にサンケイビルの大規模オフィスビル開発実績を基にしたこのオフィスビルは、「ハイスペック」と「ミッドサイズ」の2側面を両立させた、ハイグレードミッドサイズオフィスビルです。

「ひと」をオフィスの真ん中へ、というコンセプトのもと、オフィスビルの中でも特に働きやすさと過ごしやすさに配慮した物件として、高いニーズを誇ります。

ブランドバリューとして「心配り・快適性」「安心・安全・環境性」「BCP(事業継続計画)」の3つを売りにしています。

照明制御の役目を果たす「星光センサー」や、ストレスミニマムな空間を提供できる「アウトフレーム構造」、多重セキュリティの装備など、利用者にとって魅力的と感じられる設備が多く完備されています。

物件を利用する人の立場で考案した設備が、テナント満足度の上昇と高い稼働率を維持し続けているのです。

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